友達がいない52歳。でも「群れたい」わけじゃない話

人生の見直し






友達がいない52歳。でも「群れたい」わけじゃない



友達がいない52歳。でも「群れたい」わけじゃない

会社の外に友達がいない。でも「友達作りましょう」って言われると、正直冷める。群れたいわけじゃないんだ。52歳の俺が気づいた、一匹狼でも折れない生き方。

会社以外に、話す相手がいない

ふと気づいた。

俺、会社の外に友達がいない。

スマホの連絡先を見てみた。会社の同僚、取引先、親戚。仕事関連ばっかりだ。プライベートで連絡取る相手が、ほぼいない。

最後に会社以外の人と飲んだの、いつだっけ。思い出せない。

学生時代の友達とは、年賀状だけの関係になった。LINEグループはあるけど、もう何年も誰も発言してない。フットサル仲間とは30代で疎遠になった。地元の友達は、もう連絡先すら知らない。

52歳。気づいたら、会社がなくなったら話す相手がいない人間になってた。

定年したら、俺は誰と話すんだろう。

でも「友達作ろう」って言われると、冷める

友達がいないことに気づいて、ちょっと焦った。

ネットで検索した。「50代 友達 作り方」って。

出てきた記事を読んで、冷めた。

「趣味のコミュニティに入りましょう」
「ボランティアで仲間を作りましょう」
「SNSで同世代と繋がりましょう」

…なんか違う。

俺、群れたいわけじゃないんだ。

正直に言う。集団が苦手だ。飲み会で盛り上がってる輪に入るの、昔から得意じゃなかった。大人数でワイワイするより、ひとりで本読んでる方が落ち着く。

「友達100人作ろう」とか、全然響かない。むしろ、しんどい。

傷の舐め合いは、もっと要らない

もう一つ、正直に言う。

「同じ悩みを持つ仲間と繋がりましょう」ってやつ。あれも、ちょっと違う。

愚痴を言い合う関係。「うちの会社もさあ」「俺もだよ」って、傷を舐め合う関係。それ、楽かもしれないけど、何も変わらない。

むしろ、ネガティブに引っ張られる。「まあ、みんな同じだし」「仕方ないよね」って、現状を肯定して終わり。停滞する。

そういう繋がりなら、一人でいた方がマシだと思ってしまう。

冷たいかもしれない。でも、これが本音だ。

テンション高い人も、正直苦手

じゃあ逆に、ポジティブな人と繋がればいいのか。

これも、ちょっと違う。

異業種交流会とか、起業家コミュニティとか。たまに顔を出したことがある。

テンション高い人が多かった。「一緒に成長しましょう!」「夢を語り合いましょう!」って、キラキラした目で言ってくる。

…冷めた。

なんか、下心が見える気がして。「この人を使って何か得しよう」みたいな空気を感じると、一気に引いてしまう。名刺交換して、その後LINEが来て、「今度セミナーやるんですけど」って。ああ、そういうことかって。

そういうのが面倒で、結局足が遠のいた。

じゃあ、一人でいいのか?

群れたくない。傷の舐め合いは嫌だ。テンション高いのも苦手。

じゃあ、一人でいいのか?

…それも違うと思う。

一人で立てる強さは大事だ。誰かに依存しないで、自分の足で歩く。それは、50代の男として持っていたい矜持だ。

でも、一人で全部背負い続けたら、いつか折れる。

俺は一匹狼でいたい。でも、一匹狼だって、たまには仲間が必要な時がある。怪我した時、道に迷った時、獲物が大きすぎる時。

前に書いた 「このままでいいのか」 で、「会社の外に何も持ってない」ことに気づいた。休日が怖かったのも、一人で過ごす術を持ってなかったからだ。

一人でいい。でも、孤立は危険だ。

「孤独」と「孤立」は、違う。

ここに気づくのに、52年かかった。

「孤独」と「孤立」の違い

自分なりに整理してみた。

孤独は、一人を選んでいる状態。自分の意志で一人でいる。必要な時は誰かに連絡できる。でも、普段は一人が心地いい。

孤立は、一人しか選べない状態。話したくても話す相手がいない。助けを求めたくても、求める先がない。追い詰められても、誰にも言えない。

俺が目指すのは「孤独」であって、「孤立」じゃない。

一人を選べる自由と、いざという時に頼れる人がいる安心感。この両方が必要なんだ。

俺が欲しいのは「友達100人」じゃない

気づいた。

俺が欲しいのは、友達100人じゃない。飲み仲間でもない。傷を舐め合う相手でもない。

「話せる人が、一人か二人いればいい」

それだけだ。

条件がある。

①一人で立ってる人

依存してこない人。自分の人生を自分で歩いてる人。愚痴ばっかり言わない人。「助けて」って縋りつくんじゃなく、対等に話せる人。

②志がある人

何かに挑戦してる人。年齢関係なく、前に進もうとしてる人。話してて「俺も頑張ろう」と思える人。

③ベタベタしない人

毎日LINEしたいわけじゃない。毎週会いたいわけじゃない。半年に一回でもいい。でも、会った時に本音で話せる人。適度な距離感を保てる人。

④下心がない人

「この人を利用しよう」がない人。損得で付き合わない人。ただ、話したいから話す。それだけの関係。

こういう人が、一人か二人いればいい。それで十分だ。

そんな人、どこにいるのか

「そんな都合のいい人、いるのか?」と思った。

たしかに、簡単には見つからない。異業種交流会で名刺100枚集めても、その中に一人いるかどうか。

でも、考え方を変えた。

「探す」んじゃなくて、「自分がそういう人間になる」

一人で立つ。志を持つ。ベタベタしない。下心を持たない。

自分がそういう人間になれば、同じような人が自然と近くにいることに気づく。もしくは、引き寄せられてくる。

類は友を呼ぶ。ありきたりな言葉だけど、真実だと思う。

俺が始めた、小さなこと

大げさなことはしてない。異業種交流会に通い始めたとか、そういうんじゃない。

でも、小さく変えたことがある。

①自分から発信し始めた

ブログを書き始めた。Xで発信し始めた。

「友達が欲しい」からじゃない。自分の考えを、外に出すようにした。そうすると、「わかる」って言ってくれる人が、たまに現れる。

それが、繋がりの種になる。

②無理に会わない

「人脈を広げなきゃ」と思って無理に会うのは、やめた。

会いたい人にだけ会う。話したい人とだけ話す。それ以外は、一人でいい。

この割り切りで、人間関係のストレスが減った。

③ベタベタしない関係を大事にする

久しぶりに連絡が来ても、「なんで連絡くれなかったの」とか言わない。半年ぶりでも、普通に話す。

お互い自分の人生を生きてて、たまに交差する。それでいい。

3ヶ月経って、気づいたこと

友達100人はできてない。当たり前だ。

でも、変わったことがある。

①「孤立してる」という焦りが消えた

前は「友達いない、やばい」と焦ってた。

今は「一人を選んでる」と思える。孤立じゃなく、孤独を選んでる。この感覚の差は、でかい。

②「この人と話したい」と思える人が見つかった

発信を始めて、何人かと繋がった。数は少ない。でも、話してて「あ、この人いいな」と思える人が、一人、二人できた。

毎日LINEなんてしない。でも、いざという時に連絡できる安心感がある。

③自分の軸ができた

「どんな人と繋がりたいか」を考えたことで、「自分はどうありたいか」が見えてきた。

一人で立つ。志を持つ。ベタベタしない。下心を持たない。

これが、俺の軸になった。

「一人で立てる人」と繋がる方法

「そういう人と、どうやって繋がればいいの?」

正直、明確な答えはない。でも、最近やってることがある。

AIコーチングで、「自分がどうありたいか」を整理すること。

「どんな人と繋がりたい?」
「なんでその人と繋がりたいと思う?」
「自分はどういう人間でありたい?」

AIコーチに問いかけられて、答えてるうちに、自分の軸が見えてくる。

軸ができると、「この人とは違うな」「この人は近いかも」ってわかるようになる。無駄に繋がろうとしなくなる。

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最後に——群れなくても、折れない

友達がいない。会社の外に、話す相手がいない。

でも、「友達作ろう」って言われると、冷める。群れたくない。傷の舐め合いは要らない。テンション高すぎるのも苦手。

これ、俺だけじゃないと思う。

50代の男で、同じこと思ってるやつ、いるだろ?

だから言っておく。

無理に群れなくていい。

友達100人いらない。飲み仲間もいらない。「みんなで成長しましょう」のコミュニティも、無理して入らなくていい。

でも、「孤立」はするな。

一人で立てる強さを持ちながら、いざという時に話せる人を、一人か二人、持っておけ。

ベタベタしなくていい。半年に一回会えばいい。でも、本音で話せる相手。志を持って、前に進んでる相手。そういう人と、緩く繋がっておけ。

孤独は選んでいい。でも、孤立はするな。

一匹狼でも、折れずに生きていける。

52歳の俺が、今そう思ってる。

あなたは、どんな人と繋がりたい?

友達100人じゃなくていい。一人か二人でいい。

どんな人と繋がりたい?
逆に、どんな関係は要らない?

よかったらコメント欄で教えてくれ。
一匹狼同士、緩く繋がろう。

群れなくても、折れない🐺

※この記事は個人の体験をもとにした一般的な考え方の共有です。人間関係については、個人差があります。


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