90日集中スプリントを宣言して、3週間が経った。最初のチェックポイントだ。フォロワー目標100人に対して、現在24人。全然足りていない。でも、検索クリックは14回から63回に伸び、Xのインプレッションは1,900から50,900に跳ねた。目標に届いていない数字がある。一方で、想像もしなかった数字が動いている。ここまでの全記録を公開する。
3週間前に約束したこと
2月16日、このブログで90日集中宣言をした。競馬予想AI「ダート王」に全リソースを投入する。背水の陣を敷くために、KPIを公開した。
フォロワー12人を100人に。月収益ゼロを49,000円に。
退路を断つために、数字を公開した。あの時、キーボードを叩く手が少し震えていたのを覚えている。
あれから3週間。最初のチェックポイントに来た。約束通り、数字を全部出す。
▶ 元の宣言記事:90日で結果を出す|競馬予想AI全集中のKPI宣言
Xフォロワー:12人→24人。遠い。
目標100人に対して、24人。達成率24%。
足りない。全然足りない。
90日のうち21日が過ぎて、まだ24人。残り約10週間で76人。今のペースでは厳しい。わかっている。
でも、最初の1週間を振り返ると、見えるものがある。
あの頃、毎日真面目に投稿していた。予想を出して、結果を報告して、成績を公開して。フォロワー増加、ゼロ。1週間、ぴくりとも動かなかった。
何が変わったか。自分から動き始めたことだ。
リプ戦略と呼んでいる。南関競馬に興味がありそうなアカウントを20人リストアップして、毎日5件以上のリプを送り始めた。「うちのAIはこう出してます」「その読み、面白いですね」。泥臭い。格好よくない。でも、これを始めた瞬間から数字が動き出した。
12人が17人になり、17人が24人になった。1件ずつリプを送って、1人ずつ積み上げた24人だ。
50,900インプレッションの正体
Xのインプレッションが前の週の1,900から50,900に跳ね上がった。
何かがバズったのかと思った。違った。
きっかけは、フォロワー数千人の競馬アカウントへの引用リツイートだった。相手のポストの分析手法が面白かったので、データの読み方について自分の見解を添えてみた。
それだけで、1日13,200インプレッション。
普段の投稿は50〜300。フォロワー24人の世界ではどんなに気合を入れた投稿をしてもこの程度だ。でも、大手アカウントのフォロワーの目に触れる場所にリプや引用RTを置けば、一気に数千人のタイムラインに出る。
この経験で確信した。フォロワー24人の段階で「自分の投稿のクオリティを上げる」のは、方向が違う。まず見つけてもらわないと始まらない。見つけてもらうには、人がたくさんいる場所に自分から出ていくしかない。
会社員時代を思い出した。新人営業マンが最も効率よく顔を売る方法は、業界の大物の横に立つことだった。自分一人でどんなに名刺を配っても、覚えてもらえる範囲は限られている。でも、業界の会合やパーティーに上司と一緒に出席すれば、一度にたくさんの方に覚えてもらえた。
56歳にして、SNSで同じ法則を再発見するとは思わなかった。
▶ あわせて読みたい:フォロワー12人が5日で17人になった泥臭い方法
ブログ:Google検索が動き出した
ブログのアクセス状況も公開する。
アクティブユーザー106人。平均滞在時間58秒。そしてGoogle検索からのクリックが63回。
このGoogle検索クリックの伸びが一番嬉しい。
ブログを始めたのは2025年8月。半年以上書き続けてきて、正直、検索からの流入はほとんどなかった。クリック数は月に14回程度。書いても書いても、Googleからは見えていない存在だった。
それが、2月後半から急に動き出した。Search Consoleによると、90日宣言の記事のインプレッションが1,050%増加している。Googleがこのサイトを認識し始めた。
SEOの効果は遅効性だと聞いていた。種を撒いてから芽が出るまで3〜6ヶ月かかると。半年書き続けて、ようやくその芽が出始めた。
あの時、「誰にも読まれない」と腐りかけた自分に言ってやりたい。もうちょっと待て、と。
流入元の内訳
どこから読者が来ているか。これも全部公開する。
Google検索が最大で42人。やっとSEOが形になりつつある。次にDirect(ブックマークやURL直打ち)が14人。常連が生まれ始めているということだ。Facebookが合計21人。放置なのに安定している。X(t.co)が12人。追いポストのスレッド形式への切り替えが効いている。
記事別の通信簿
どの記事が読者の心を掴んで、どの記事で離脱されたか。ここも隠さない。
「AIに支配されるな」が安定してアクセスを集めている。28人が読んで、直帰率26.5%。つまり4人に3人が他の記事にも飛んでくれている。記事の途中に入れた内部リンクが効いている手応えがある。
「バックテスト回収率300%が実戦で8万円溶かした話」は直帰率10%。読んだ人のほぼ全員が他の記事に飛んでいる。赤字の金額を正直に公開したことが、逆に「この人は信用できる、他の記事も読んでみよう」に繋がったのかもしれない。これは嬉しい誤算だった。
一方、「フォロワー12人が17人になった泥臭い方法」は直帰率66.7%。9人中6人が即離脱。これは痛い。タイトルから「テクニック記事」を期待して来た人が、体験記だったことで「思ってたのと違う」と離脱したのだろう。タイトルと中身の期待値を合わせる難しさを思い知らされた。
数字は正直だ。良い記事と良くない記事が、はっきり見える。この通信簿を次の記事に活かす。
ダート王の成績
アプリ本体の成績も報告しないとフェアじゃない。
2月の全レース予想は、大井開催で回収率162%を記録した。この数字だけ見れば順調だ。
でも正直に書く。「買い推奨」の回収率は77%だった。
全レースでは162%出ているのに、「ここだけ買え」と厳選した買い推奨が赤字。本来は逆でないといけない。全レースから「勝てるレース」だけを選別するのがダート王の設計思想なのに、選別した方が負けている。これは矛盾だ。
悔しい。でも、データが出ている以上、言い訳はできない。3月に入ってから選別ロジックのパラメータ修正を続けている。
Xでの最終レース対決は、AI 1勝4敗、人間 2勝3敗だった。AIの弱点が3つ見えた。距離適性の評価が甘い。転入馬の扱いをミスる。前走で不利を受けた馬の次走補正ができていない。この3つを修正して、来週また対決する。
▶ あわせて読みたい:AI vs 人間、最終レース予想対決の1週間
目標に届かない。でも、景色は変わった。
フォロワー100人。このペースでは届かない。
収益49,000円。まだゼロだ。
KPIだけ見れば、赤点だ。宣言した数字に対して、全然追いついていない。
でも。
3週間前と今では、見えている景色がまるで違う。
3週間前、Xで何を投稿しても反応ゼロだった。今は毎日リプが返ってくる。大手アカウントに引用RTしたら13,000人の目に触れた。ブログの検索クリックは4.5倍になった。初めてブックマークされた。初めてリポストされた。
種を撒いている段階だ。まだ収穫はできない。
でも、半年間芽が出なかった畑に、ようやく緑が見え始めている。
次のチェックポイントに向けて
まだ約10週間ある。次のチェックポイントは2〜3週間後。その時にまた全数字を公開する。
残りの期間でやることは3つだ。
大手競馬アカウントへのリプと引用RTを意図的に増やす。今までは「南関競馬に興味がありそうなアカウント」にリプしていた。ここにフォロワー1,000人以上の大手アカウントを加える。質の高いリプを、人が多い場所に置く。
ブログは週2本を維持する。検索クリックが伸びている今、更新を止めるのは一番もったいない。Googleは見ている。
ダート王の買い推奨ロジックを修正する。全レース回収率と買い推奨回収率の逆転を解消する。ここが崩れたままでは、アプリの設計思想そのものが揺らぐ。
目標に届くかどうかはわからない。でも、行動を変えたら数字が動いた。この事実を信じて走る。
次のチェックポイントで、また全部の数字を出す。
見届けてくれ。
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