「小さな一歩」が未来を変える:50代からの行動と失敗の科学
ありがとうで家族の応援を引き出す
私は妻に「外では良い人」と揶揄されます。原因は「ごめんなさい」と「ありがとう」を妻に言わないからです。感謝していても、恥ずかしくて言えない。あなたも思い当たりませんか?
一歩を踏み出す時、私は家族に迷惑をかけるかもしれないと感じました。その引け目から「ありがとう」を口にするようにしたのですが、思わぬ結果を生みました。妻が文句を言わなくなり、協力的になってくれたのです。家庭が明るくなり、私は安心して新しい挑戦に踏み出せました。
周りの声がこわい
人が変わろうとすると、言葉が変わり、行動が変わり、そして周りの声が変わります。これが最初のハードルです。
例えば禁煙を宣言すると「どうせできないよ」と言われます。1週間経つと「本当にやめるの?一本あげようか?」と声が飛びます。悪意ではなく、無意識の「羨望」がそう言わせているのです。周りの声の正体は羨ましさ。その声を応援と捉えれば、行動を続ける勇気になります。
あわせて読みたい

失敗が怖い
50歳を過ぎると「もう失敗できない」と思い込んでいませんか?実は錯覚です。大谷翔平選手は10回の打席で7回失敗しています。それでもヒーローです。失敗は学び。数が増えるほど成功に近づきます。進んで失敗することで、次のホームランに繋がるのです。
小さな挑戦、小さな一歩
「バレるのが恥ずかしい」と思うなら、こっそり始めましょう。一駅歩く、エスカレーターを使わない、日記を書く…。小さな一歩は一人でもできます。
ただし続かないのが人間。脳は「疲れるからやめよう」と無意識に囁きます。そのときの対処は2つ。
①できたら「すごいぞ、俺!」と自分を褒める
②休んだら「明日は必ずやろう」と再開を誓って寝る
脳をなだめ、再開するクセを付ければ習慣化が近づきます。
できない、無理はこの世に存在しない
「できない」と感じるのは、知らないだけです。やってみたら意外とできた経験は誰にでもあるはず。学びのチャンスとして一歩を踏み出せば、できないことはなくなります。
あわせて読みたい

成功は「小さなできた」から
成功者も最初から成功していたわけではありません。たくさん行動し、たくさん失敗し、その中で「小さなできた」を積み重ねた結果が今です。成功の本質は行動の数にあります。
自分を褒めまくる
50代になると「無難」で生きがちです。しかし「無難」は怖い言葉です。「この程度でいいや」「無理しなくていい」といった思考は自己肯定感を下げます。
だからこそ、小さな一歩を踏み出しましょう。そして「できた!やればできる!俺、頑張った!」と声に出して自分を褒めてください。これが自己肯定感を高め、行動を加速させます。


コメント