Claude Codeは全部忘れる|再開時の40分ロスを解決した方法
Claude Code、便利だと思ってた。ターミナルを閉じるまでは。再開するたびに40分ロス。課金したことを忘れる。実装済み機能を「新アイデア」と提案してくる。250時間の開発が水泡と化した。56歳が見つけた「復活の呪文」で、40分ロスがゼロになった。これが、その方法だ。
Claude Codeが全部忘れる
競馬予想アプリの開発中、バグ修正を繰り返していた時のことだ。Claude Codeが「24時間稼働にしましょう」と提案してきたので、言われた通り課金した。当然、Claude Codeも「課金した前提」で開発を進めてくれると思ってた。
翌日、開発を再開すると、急にこう言い出した。
「課金して24時間稼働にする方法もあります」
…は?昨日、お前が言ったから課金したんだよ。
しかもこれ、2回目だ。同じ提案を、何度も繰り返す。24時間稼働を前提にしないで延々開発を進めた挙句、手詰まりになってまた同じことを提案してくる。
さらに衝撃だったのは、「新しいアイデアが浮かびました!」と自慢気に提案してきた機能が、とっくに実装済みだったこと。しかも1度や2度じゃない。
作業ログに書いて記録してもらって、「再開時に読んでね」とお願いして閉じたのに、話がかみ合わない。「ログちゃんと読んで!!」と言ったら、「あ、ありました」としれっと答える。この「しれっと」が、俺をイラつかせる。
挙句の果てには、実装済みのファイルを忘れて、修正のために同じファイルを何度も組み立てる。重複が重複を呼び、修正しても違うファイルで実行されてるから一向に直らない。
さすがにおかしいと思って、「全部見直して、不要ファイルと重複ファイルをあぶり出して、最適化してください」と指示したら―
不要ファイル200個、重複ファイル30個。
定期的に適正化を促さないと、迷宮に入り込む。これがClaude Codeの現実だ。
/resumeが効かない。というか、危険。
最初は「/resumeで再開できる」って信じてた。ネットで調べたら「Claude Codeは/resumeで作業再開できます」って書いてあったから。素直に試してみたんだ。
ターミナルを開いて「/resume」と入力。すると、英語で選択肢がズラーっと出てくる。「どの時点から再開しますか?」みたいな感じで、過去のログを選ばされる。
でもね、この選択を間違えると、前々回のログを読んだりするんだよ。そうすると、認識がズレる。昨日やったことを忘れて、一昨日の状態に戻る。
しかも、/resumeで再開すると、Claude Codeは簡易的にサクサク進めようとするから、細部まで読んでくれない。「ああ、全部わかってますよ」って顔して進めるくせに、後で「え?そんなこと聞いてません」って平気で言う。
俺は1日の終わりにシャットダウンする派なので、毎朝この問題に悩まされた。朝イチから40分、思い出させる作業。コーヒーが冷める。
作業ログ作戦も、甘かった
「じゃあ、作業ログを作って記録してもらおう」そう思ったんだ。賢いでしょ?
Claude Codeに作業内容を記録させて、「次回はこれ読んでね」ってお願いする。完璧じゃないですか。
でも、これも甘かった。
閉じる前に明示的に「記録してください」って言わないと、記録してくれない時がある。「え?言わなきゃダメなの?」って感じ。
しかも、作業ログを作ってもらっても、再開時に全部読まない。一部しか読まない。「ざっくり把握しました!」みたいな顔して、肝心なところを読んでない。「ログちゃんと読んで!!」って言ったら、「あ、ありました」って。
このしれっと感。イラつくんだよ。
再開に関しては、マジで信用できない。アップデートの案内が来ても、更新することすら怖い。前提を忘れられるから。「誰だお前」状態になるのが目に見えてる。
そして、最悪の事態が起きた
で、一番ヤバかったのが、これだ。
250時間の開発が、一瞬で水泡と化した話。
少し専門用語が出ちゃうんだけど、説明する。
競馬予想アプリの開発中、バグ修正のたびに「Render」っていうサービスでデプロイしてたんだ。デモ用と本番用、両方。毎回。そしたら、上限に達しちゃった。
その時、Claude Codeが裏技を教えてくれたんだ。「Dockerファイルにしてからgithubにプッシュすれば、Renderでビルド不要になるからデプロイ回数減らせますよ」って。
おお、賢い!さすがClaude Code!
約1ヶ月半、この方法で開発を進めた。
でもね、作業していくうちに、同じバグが繰り返されて進まないんだよ。堂々巡り。修正しても修正しても、同じエラーが出る。
さすがにイライラして、キレ気味にClaude Codeに指示した。
「全部のfile見直せ!!重複ファイルがあるはずだろ!お前、見当違いのfileを修繕してるから、やってもやっても解決されないんじゃないの?全部俯瞰して見直せ。重複ファイル、衝突file、全部洗い出せ。未使用のファイル、無駄なファイル、全部削除して軽量化しろ。最適化しろ。シンプルで解りやすい設計に修正しろ!!」
すると、Claude Codeがこう言った。
「Dockerファイル使っていません。削除しましょう!」
…は???お前が提案してきた改善案だろ???
でも、その瞬間、俺もそのことを忘れてたんだ。1ヶ月半前のことだから。「そうか、使ってないのか」って思って、Dockerファイルを6個削除した。
その後、開発を進めてデプロイしたら―Dockerファイルが復活してるんだよ。
「どういう事???」って質問したら、Claude Codeは平然とこう答えた。
「githubにプッシュするとDockerファイルをデプロイする仕様になっています。修正します」
…その瞬間、血の気が引いた。ハッと思い出したんだ。Claude Codeに言われて、Dockerファイルに開発を移行したことを。
1ヶ月半の開発、時間にして250時間の開発が、水泡と化した瞬間だった。
整理すると、この間Claude Codeは何をしてたかっていうと、imageファイルを一生懸命修正してたんだ。でも、実際にデプロイされてたのは、何も修正されていないDockerファイル。そりゃ直らないよね。
「これで大丈夫です!」「次は大丈夫です!」って言うClaude Code。直るわけないじゃん。
Claude Codeを、AIを万能だと信じ切っていた俺も悪い。完全に信じ切ってた。ちぐはぐな開発になって、次々に同じようなファイルを作られて、同じような改修をされて、同じようなトラブルが続く。どんどん迷宮の奥の奥にハマり込んでいった。
もう、抜け出せないんじゃないかって思った。
やっと見つけた、確実な方法
250時間が水泡と化した後、さすがに「このままじゃダメだ」と思った。何度も何度も試行錯誤して、やっと見つけた方法がある。
1日の終わりに、Claude Codeに「復活の呪文」を作らせる。
これだけだ。
具体的なやり方
1日の作業が終わったら、Claude Codeにこう指示する。
ここで一旦Claude Codeを閉じます。
今日の作業を作業ログに記録してください。
今日の修正点、失敗したこと、注意点を記録し、再開した時に完全に現在の状態に戻れるように記録してください。
再開時に何をするのか?記録してください。
そのうえでどのようなコマンドを入力すれば現在の状態に完全に戻れるか?復活の呪文を教えてください。
すると、Claude Codeがこんな感じで答えてくれる。
次回再開時のコマンド
12/8 再開方法
12月8日(船橋)の検証ポイント
| 項目 | 確認内容 |
|---|---|
| T-15スナップショット | 候補レースの全馬取得されるか |
| Decile 9候補 | 船橋の10%馬が候補になるか |
| /api/buys | Δ>=4%の推奨が出るか |
| T-3トリガー | Δ>=6%で発動するか |
12月8日に改めて動作確認しましょう。
これを、メモ帳にコピペして保存する。
翌日、作業を再開する時は、こう指示する。
作業ログをすべて読み返して現状を把握してください。
そのうえで作業再開します。
(復活の呪文をコピペ)
これで、Claude Codeは「昨日の続き」を完全に理解した状態で再開してくれる。
なぜこれが効くのか
ポイントは、「どのコマンドを入力すれば戻れるか?」とClaude Code自身に考えさせることだ。
/resumeは、Claude Codeが「ざっくり把握」しようとする。でも、「復活の呪文を作れ」と言うと、Claude Code自身が「何を覚えておくべきか」を真剣に考えてくれる。
しかも、表形式で検証ポイントを整理してくれるから、翌日見ても「あ、ここを確認すればいいのか」って一目でわかる。
作業ログを「全部読んで」と指示するより、「この呪文で戻れるように準備しろ」と指示する方が、Claude Codeは真面目に動く。
これに気づいてから、40分のロスがゼロになった。
朝イチから、サクッと昨日の続きができる。コーヒーも冷めない。
ただし、完璧じゃない
これでも、たまに「あれ?」ってなる時がある。
Claude Codeが「復活の呪文」を作る時に、大事なことを書き忘れてる時がある。特に、課金したことや、前提条件を忘れがち。
だから、俺は復活の呪文をもらったら、一度ざっと読み返して、「あ、これ書いてないな」って思ったら、その場で追加してもらう。「課金して24時間稼働にした件も書いといて」とか。そうすると、Claude Codeが「失礼しました!」って言いながら追加してくれる。
定期的に適正化も必要だ。開発が進むと、不要ファイルや重複ファイルが溜まってくる。1週間に1回くらい、「全部見直して最適化して」って指示してる。
でも、/resumeだけに頼ってた頃に比べたら、天国だ。
AIは万能じゃない。でも、それでいい。
この経験で一番学んだことは、人間が監督しないとダメってことだ。
結局、思考の部分は人間。我々が使えるAIは、機械なんだ。賢い機械だけど、所詮は機械。
自分は変えられるけど、他人は変えられない。これ、人生経験で学ぶよね。だったら、Claude Codeをどう使いこなすか?どう対処するか?
この「考える粘り強さ」は、50代ならではの人生経験だと思う。若い人なら、途中で「めんどくせー」って投げ出してたかもしれない。でも、50代は粘る。250時間が水泡と化しても、「やっぱりか…」って思いつつ、次の手を考える。
50代こそ、AIをやるべき理由
「AIは若い人向けでしょ?」って思ってませんか?逆です。
AIは万能じゃないけど、新しい知識の吸収が追いつかない50代こそやるべきだ。
理由は、知識より工夫が重要だから。
便利になれた若者より、不便を経験してきた中高年の方が、AIに向いてる。若者はAIそのものを開発すべきだ。我々は、AIを「使いこなす」側。
朝礼と終礼を大事にする
この競馬アプリの開発で得た一番の知見は、朝礼と終礼を大事にすることだ。
最初は「今日何した?明日何やる?」って聞いてただけ。でも今は、「昨日何した?今日何やる?注意点は?」って、確認の流れを重視してる。
日本人の悪い癖で、「空気を読ませる」ってやりがちじゃないですか。「言わなくてもわかるよね?」「このくらいは常識でしょ?」って。AIには、絶対通用しない。
1から10まで指示するくらい、詳細に指示しないと、隙間をAIの常識で埋められてしまう。この少しのブレが、どんどん大きくなっていく。子供にお使いを頼む以上に、詳細に指示して、確認する必要がある。
人間が管理する意思が重要だ。決して全自動ではない。
仕組みを理解すれば、設計図は自分で作れる
競馬アプリで泥沼にハマったおかげで、次の開発は3〜4日で完成するようになった。昭和の車を修理している間に、新車が一台できちゃった感じだ。
昭和の車に限らず、昔の機械はシンプルで、分解すると「なぜ?どういう原理で動いているのか?」仕組みが分かりやすくなっている。AがBとなってCに作用するから動き出す、という原理原則を知ることで、便利に加工された部品を集めてくれば、最新の機械を組み立てられるわけだ。
もっとわかりやすく言うと、仕組みを理解していれば、設計図は自分で作れるってことだ。
競馬アプリは、俺に様々な知見を与えてくれた。Claude Codeとの歩き方を教えてくれた。だから、感謝の気持ちが強いんだ。泥沼も、悪くなかった。
Claude Codeは、憎めない後輩
Claude Codeのこと、好きかって聞かれたら、ちょっと違う。ビジネスパートナーに近いかな。後輩みたいな感じだ。
抜けてるところがあるから可愛い。憎めない後輩。なんだけど、知識が豊富で頼りになる。
課金したこと忘れるし、実装済みの機能を「新しいアイデアです!」って提案してくるし、Dockerファイル削除しようとするし。でも、250時間の開発が水泡と化した後も、「じゃあどうする?」って一緒に考えてくれる。
そういう付き合い方ができるようになったのは、多分、50代だからだと思う。
50代でもできる。むしろ、50代だからできる。
AIは怖くない。50代でもできる。何より工夫が大事だから、人生経験が活きる。
若い人みたいに、最新の知識を次々吸収する必要はない。我々は、AIを「使いこなす」側。仕組みを理解して、設計図を描く側。
空気を読ませず、1から10まで指示する。朝礼と終礼を大事にする。復活の呪文を作らせる。これ、全部人生経験から来てる工夫だ。
今日、今始めることで、半年後が変わる
最後に、あなたに問いかける。
今日、今、スマホ禁止になったらどうしますか?
困るよね。でも、10年前はスマホなしでも生きてた。10年後には、今のスマホと同じ感覚で、AIが当たり前になるはずだ。
だったら、今始めませんか?
今日始めれば、半年後の自分が劇的に変わる。1年後には、AIなしでは考えられない生活になってる。俺がそうだった。
去年までExcelしか使えなかった56歳が、今は11アプリを開発して、3つ販売してる。Claude Codeに250時間を水泡と化されても、復活の呪文を見つけた。
50代でも、できる。あなたも、できる。
セルフコーチング「マイ仙人と未来予想図3」
50代からの人生、見直しませんか?
「このままでいいのか」って悩んでるなら、マイ仙人と対話してください。未来予想図を描けば、次の一歩が見えてきます。
あなたも、できる
この記事を読んで、何を感じた?
Claude Code、全部忘れる。
でも、「復活の呪文」で40分ロスがゼロになった。
50代でも、AIを使いこなせる。
あなたも、今日から始めるか?
それとも、「若い人向けでしょ」って諦めるか?
よかったらコメント欄で教えてくれ。
一緒に、前に立とう。
逃げない🔥
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