スヌーズをやめると人生も目覚める|甘えを断ち“意思”を取り戻す朝の設計
「また鳴る」は二度寝の免罪符。起床=意思決定に戻せば、一日が軽く回り出します。
スヌーズは甘えの仕組み
目覚ましにスヌーズが付いた時は革命だと思いました。でも振り返ると、二度寝の悪習慣が付いたのもその頃。「もう一回鳴る」という甘美な前提が、起床に甘えを生み、朝にゆとりではなく慌ただしさを持ち込んでいました。
起床は最初の意思決定
目覚まし一回で起きるのは、その日の最初の成功体験です。起きられた自分を褒めて、自信にしましょう。自分で決めた時間に起き、決めた行動(例:朝食をとる)を実行する——これだけで立派な「できた!」が一つ積み上がります。
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怒りも同じ「甘え体質」から
怒りたくないのに怒ってしまうとき、背景に他者依存が潜むことがあります。スヌーズは「起こしてくれるはず」という装置への依存。他者への過剰な期待も「何とかしてくれる」という甘えが裏切られたときに怒りへ転じます。自分を動かすのは自分。スヌーズをやめて意思で起きるようになると、このシンプルな事実に気づけます。まさに朝と一緒に、心も目覚めます。
スヌーズ卒業の5ステップ
- スヌーズを完全OFF(表示させない)。
- アラームは1本だけ、起きる時刻=本来の起床時刻に設定。
- 目覚ましは手の届かない場所へ。止めるまで鳴る設定に。
- 就寝前の意思表明(メモに書く/口に出す)。
- 失敗しても即再開。「今日は負けた、明日から再開」と決める。
継続が楽になる「朝のミニ目標」
起きた直後にやることを一つだけ決めましょう。筆者は「必ず朝食をとる」にしました。起床が遅れると朝食が取れないため、強いトリガーになります。ほかにも、神社へのお参り/シャワー/10分読書/日記1行など、やらないと落ち着かない“内省系”を推奨。仕事は焦りと使命感が強すぎるので避けるのが無難です。
結論:決定権は自分にある
「朝、決めた時間に起きる」は選択、「自分で決めて行動する」は成功体験。この繰り返しが自己肯定感を底上げします。文字にすると何てことのない話ですが、他者や装置に依存していた分だけ、自分で解決できることが増えていくはず。
まずはスヌーズをやめ、自分が設定した時間に自分の意思で起きると決めましょう。
決めることで未来は作られていきます。今日が一番若い日です。頑張りましょう。
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