自分の探し方|ボーっとする勇気が自分を見つける第一歩

人生の見直し

自分の探し方|ボーっとする勇気が自分を見つける第一歩

前回の記事「それでインド行くの?」では、
「自分探しに旅は必要なのか?」という問いを投げかけました。

今回はその続きとして、「では本当の自分はどうやって見つければいいのか?」をテーマにお伝えします。

なぜ自分のことが自分で分からないのか?

自分とは、自分の歴史そのものであり、心や記憶の中にあるものです。
旅や異文化の刺激で「偶然」気づくことはあっても、答えは外にはありません。

ではなぜ、自分のことが分からないのか?
それは深層心理が95%の行動をコントロールしているからです。
脳は「省エネ」を優先するため、私たちは無意識に流されてしまうのです。

さらに現代人には「自分を見失いやすい環境」があります。
・スマホを常に見てしまう習慣
・日々の仕事やタスクに追われる忙しさ
・ボーっとしていると怒られた青春時代の記憶
・孤独感や情報に取り残される恐怖

こうした背景が、「自分と向き合う時間」を奪っています。
これこそが、自分を理解できない最大の壁です。

ボーっとする勇気が自分探しの入り口

そこで大切なのは、意識的に「ボーっとする勇気」を持つことです。
何もせず心を漂わせることで、記憶・経験・知識・思考がつながり、ひらめきが生まれます。

脳科学では「デフォルトモードネットワーク」が活性化すると、
過去や未来、空想を自由に行き来するマインドワンダリングが起きると言われています。
これは直観力や創造性を引き出し、深層心理へアクセスする入口になるのです。

ワーク:人生を50の記憶で振り返ろう

ボーっとする習慣ができたら、次は「人生を振り返るワーク」に挑戦しましょう。

📌 ステップ:
1. 幼少期から現在までの記憶をたどる
2. どうでもいい思い出、強烈な体験、悔しい・嬉しい出来事を思い出す
3. その時の感情も添えて50個書き出す

最初の20個はスラスラ出てきますが、30個以降は苦しくなります。
それでも50個ひねり出すと、あなたの「好き・嫌い」「喜び・苦痛」のパターンが見えてきます。

この作業を通して、少しずつ「本当の自分」が浮かび上がってくるのです。

いかがでしたか?
自分は「思っていた自分」と違う一面を持っているかもしれません。
意外な発見があれば、もうすぐ「自分」にたどり着けます。

👉 続きは次回、第3部でお伝えします!

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